6月の米生産者は、安芸高田市高宮町の加古山 和幸さんです。
5月上旬から下旬にかけて、加古山さんの田んぼでは親子三代で田植えが行われています。
加古山さん(65)が作業を取り仕切り、田植機を息子さん(36)が操作し、お孫さん(11)が細かい作業を手伝います。
「彼らが次の世代の担い手ですよ。でも、まだまだ一から田植えを出来るほどではないので、しっかりと伝えていかないといけない。」と加古山さんはおっしゃいます。息子さんの作業を見守ったり、お孫さんを農作業に親しませたりと、次の世代につなげる準備をしっかりと整えています。
今年は天候が良かったので、苗の育成も田植えの作業も順調でした。このような光景が末永く続いていくのが加古山さんの願いです。