8月の米生産者

 

8月の米生産者は安芸高田市原田の塚本近さんです。
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田植えから二ヶ月が過ぎ、水をたたえた田んぼに、稲が青々と一面に広がっています。今は幼穂形成期(ようすいけいせいき)といい、実がなる穂が形作られる時期で、たくさんの水を田に入れています。
これから稲穂が急成長し穂の出るまで、田んぼから水を抜き根の力を向上させる「中干し」という作業を行うため、塚本さんは細かく稲の成長を確認しています。
また、草勢が強くなるこの時期に大切なのは草刈りです。除草剤を使えば簡単ですが、減農薬・減化学肥料の特別栽培米を育てるため、炎天下、畦の草を刈ります。
「手間がかかる作業だが、この作業が安心安全な米作りに繋がっているという思いでやっている」と塚本さんはおっしゃいます。