12月の米生産者

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今年は春先から天候に恵まれ、稲穂が太く、また穂数も多く育ちました。
例年は一株あたり二五本程度ですが、今年は三十本近くにもなったそうです。
また食味も十月に晴天が続いた事により、例年以上のものとなりました。稲刈りの際に地面がぬかるみ稲刈り機がはまり込んでしまうというトラブルに見舞われこそしましたが、概ね順調な米作りでした。
十二月に入ると来年度のコメ作りの準備を始めます。田んぼをトラクターで掻き起しながら、土に堆肥化した籾殻を混ぜ込む荒起しを行い、その後は空気中の窒素を貯めこむ効果のあるレンゲソウを植える予定です。
太く穂数の多い稲穂は、このような前年からの作業の成果なのです。