12月の米生産者

12月の米生産者は、安芸高田市 高宮 黒田 浩樹さんです。

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十一月下旬、米の出荷を終えた黒田さんは、トラクターの耕うん爪の交換作業を行っていました。
田んぼを掘り起こす耕うん爪は土を掘るたびに磨耗していく消耗品です。
一五ヘクタール(マツダスタジアム三個相当)ある黒田さんの田んぼでは一シーズンで耕うん爪が摩耗しきってしまい、毎年の交換が欠かせません。
機械化の進んだ現代のコメ作りにはトラクター、田植え機、稲刈り機などの、数百万円から一千万円もする高価な農機具が必要です。
しかし、農繁期に需要が集中するため、レンタルなども難しく、生産者にとって大きな経済負担になっています。
黒田さんは農閑期にご自身でメンテナンスを行い、経費の削減に取り組んでおられます。