12月の米生産者

12月の米生産者は農事組合法人ファーム・おださんです。
 
ファーム・おだは、米だけで51ヘクタール(マツダスタジアム22個相当)の作付面積を持つ、県内最大規模の農事組合法人です。米作りを続けるため、イギリスの研究に基づいた、堆肥による土作りに力を入れるという方針の下、近接地域の牧場と提携し、牛糞を堆肥として散布し続けています。
散布には手間と費用がかかりますが、そのおかげで力強い土という財産を作ることができました。安定的に高い歩留まりで収穫を得るようになり、10年前と比較して2倍以上の農産物売上を達成しました。これらは米粉パンの販売などを通じた地域活性化にもつながり、平成27年度農林水産祭において、天皇杯を受賞という形で高く評価されました。地域のビジョンを掲げ、肥えた土という財産を作り、それを活かしていく取り組みはまだまだ続きます。
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